MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「X町での一夜」

#一日一編
8作目
ハインリヒ=ベル著
ノーベル賞ドイツ作家
短い夜に人生が凝縮される事がある
短編において実質その必要十分条件を満たす過去の回想を上手く利用した作品
町の女と出兵前夜の青年の”某町の一夜”
そこに垣間見える戦争の最前線の緊張を50年後の現在の孤独に重ねて描く

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