MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「マイケル=K」

ジョン=マクスウェル=クッツェー

ノーベル賞南アフリカ作家

母を失い都会のケープタウンから田舎へ迫害を逃がれ続ける

差別・暴力・貧困・内戦

絶望的状況だが主人公は最低限の衣食住があればと現実を受け入れる

西洋的な勧善懲悪話の死に様主義と異なり生き様中心の描写

Kはカフカ著「審判」主人公ヨーゼフ=Kか?

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