MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「中陰の花」

玄侑宗久(僧名)著 2中編 “中陰の花” 芥川賞受賞作 人は死ぬ時に体重が僅かに軽くなる 魂=原子核=幽体移動? 現役臨済宗僧侶が描く生死の間”中陰”の文学的臨死体験朝顔の音” 不倫する男女 女は流産の過去を男は妻帯の現実を隠し合う 2作とも植物の比喩が仏教的 科学と宗教の愛憎なのか?