MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「楽園」

アブドゥルラザク=グルナ著 ノーベル賞タンザニア作家 ブッカー賞最終候補 反帝国主義教養小説 ミルトン「失楽園」に登場する”楽園”キルワ アラブ君主・インド商人独占・ドイツ支配・イギリスの足音… 奴隷として売られ旅の中で成長する美少年は己が楽園を目指して”闇の奥”に踏み入っていく