MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「手」

一日一編

20世紀アメリカ文学短編選

シャーウッド=アンダソン著 連作短編集「ワインズバーグ・オハイオ」の1編 とかく目立つ”手”の存在感から非ぬ疑いで街を追放された元教師 隠遁先でも”手”は目立つが無口に密かに暮らす 街や人や挿話が多角的で短編の完成度は勿論に連作短編の奥行きも同居