MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「オットー大帝」

カール大帝後に唯一欧州を統一した大帝オットー1世 ザクセン東フランク伯から神聖ローマ皇帝へ レヒフェルトの戦い ロートリンゲン領有 スラヴ布教 イタリア遠征 ヨハネス12世服属 司教座確立 息子の叛逆鎮圧 神寵帝理念 ノルマン人撃退 帝国教会政策 ビザンツ皇妃テオファノとの婚姻 ぶっちゃけ運にも恵まれた皇帝ではある しかし状況を正確に掴み手際よく根気強く準備して戦役も政策も多くを成功に導いた ビザンツ皇妃や後ウマイヤ朝の最盛期アブド・アッラフマーン3世との交流などの多文化接触はオットー朝ルネサンスを現出 コルヴァイ修道士ヴィドゥキント等の文献から丁寧に紐解く