MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「ロリータ」

ウラジーミル=ナボコフ
ロシア作家
“ロリータ”の生みの親ナボコフ
官能小説であり教養小説であり言語遊戯でありピカレスクでありミステリでありロードノベルであり夢幻文学であり文芸批評小説でもある
ロリータ
我が命の光
我が腰の炎
我が罪
我が魂
ロ・リー・タ…
(解説:大江健三郎)

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小学生の時に読めば卑猥小説
中学生の時に読めば官能小説
高校生の時に読めば強姦小説
大学生の時に読めば教養小説
20代の時に読めば悪漢小説
30代の時に読めば写実小説
40代の時に読めば旅行文学
50代の時に読めばミステリ

読む年齢や再読次第で印象が変わる
しかもどの要素も均等に分散し潜んでいる