MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

マリオ=バルガス=リョサ全29冊(追)読破記念総書評

文学は権力の対義語たりえるか?
最年少40歳で国際ペンクラブ会長
ペルー大統領候補経験
官能・政治・芸術・風刺・歴史・推理と多様な作風
1文単位の時空間操作
複数人物視点
卓抜な批評
世界を飛び回る魅力的なキャラ
リアリズムの巨大建築的小説群

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以下は個人的ランキング(更新)
1.「チボの饗宴」
2.「ケルト人の夢」
3.「世界終末戦争」
4.「緑の家」
5.「悪い娘の遊戯」
6.「都会と犬ども(街と犬ども)」
7.「シンコ・エスキーナス街の罠」
8.「ラ・カテドラルでの対話」
9.「つつましい英雄」
10.「楽園への道」
11 .「フリアとシナリオライター

12.「ガルシア=マルケス論ー神殺しの物語」
13.「パンタレオンと大尉と女たち」
14「水を得た魚」
15.「マイタの物語」
16.「ドン・リゴベルトの手帖」
17.「継母礼賛」
18.「密林の語り部
19.「誰がパロミノ・モレーロを殺したか」
20.「アンデスのリトゥーマ」
21.「嘘から出たまこと」

22.「若い小説家に宛てた手紙」
23.「マリオ・バルガス=リョサ<プリンストン大学特別講義>ーバルガス=リョサ文学/政治を語る」
24.「果てしなき饗宴」
25.「子犬たち(「ラテンアメリカ5人集」収録)」
26.「ボスたち」
27.「疎外と叛逆ーガルシア=マルケスとバルガス=リョサの対話」