MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「雲をつかむ話/ボルドーの義兄」

多和田葉子
ドイツ・日本作家
2長編
“雲をつかむ話”
著者の実体験を基にハンブルグで出会った”犯罪人”と記憶の断章が導く言語サスペンス
ボルドーの義兄”
約100字の反転漢字を章題に置いた連作短編式長編
表意文字の漢字と表音文字の欧米語を駆使した”意識の流れ”

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