MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「カメラ・オブスクーラ」

ウラジーミル=ナボコフ

ロシア作家

虚像と実像を結ぶ機械

即ち”カメラ”

“美少女取りが全盲になる”単純な筋書

家庭を捨てロリを選んだ男は金だけ毟られ少女は浮気

正に”恋は盲目”

用済みとなり盲目にされても虚に少女を追い続ける男

人はみな他人の虚実像を都合よく解釈する盲人なのだ

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