MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「アメリカ怪談集」総書評

悪魔はいるが妖精はいない “固有の神話と歴史がない国”アメリカ ミステリ・SF・NYの摩天楼が発展した理由もここにあろう 実際ミステリとSF巨匠の作品も収録されている 怪談も科学・移民・宗教・民話・精神分析と多岐に渡る 宗教的説話よりオープンエンドの正しく怪異譚が多い

以下個人的ランキング

1「邪眼」 イーディス・ウォートン 2「悪魔に首を賭けるな」 エドガー・アラン・ポー 3「月を描く人」 デビッド・ヘンリー・ケラー 4ヘンリー・ジェイムズ 「古衣裳のロマンス」 5 「忌まれた家」 ハワード・フィリップス・ラヴクラフト 6「牧師の黒いヴェール」 ナサニエル・ホーソーン 7「ハルピン・フレイザーの死」 アンブローズ・ビアス 8「死の半途に」 ベン・ヘクト 9「ほほえむ人びと」 レイ・ブラッドベリ 10「大鴉の死んだ日」 ヘンリー・アルフレッド・ルイス 11「寝室の怪」 メアリー・エレノア・ウィルキンス・フリーマン 12「木の妻」 メアリー・エリザベス・カウンセルマン 13「黒い恐怖」 ヘンリー・セントクレア・ホワイトヘッド