MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「アイダホ」

エミリー=ラスコヴィッチ著
アメリカ作家
妻が実の娘を殺し終身刑
夫は再婚するが健忘症へ
娘の妹は事件目撃の衝撃で失踪
40年かけて離散した家族の記憶を拾い集めてゆく再婚後の妻を待つ結末とは…?
交錯する時間軸と交替する家族の心理描写のパズル
アイダホの美しい自然描写も魅力

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