MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「日の名残り」

カズオ=イシグロ著

ノーベル賞イギリス作家

ブッカー賞受賞作

舞台はソールズベリ

哀愁漂う上品な文体

ナチに加担した没落英国紳士の前主人から米国ヤンキー主人に仕えた古き良き英国執事の回想録

女中と共にお客様のもてなしに捧げた一生

少しずつ黄昏ゆく老執事

次第に仄めく日の名残り

美しいの一言に尽きる

f:id:MarioPamuk:20210528004042j:image