MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「死者の子供たち」

エルフリーデ=イェリネク著 ノーベル賞オーストリア作家 第二次世界大戦でナチに国民投票で併合され”加害国の被害者”として振る舞い各国もそう認めてきたオーストリア 著者はそれを否定し批判する 有象無象の死者の声を甦らせた清濁を飲み込む”イメージの洪水”のポストモダン作品