MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「薬」

一日一編

中国怪談集

魯迅中華民国作家 中国文学革命の主導者 処刑された清末女性革命家の秋瑾がモデル 肺炎に苦しむ息子に薬(饅頭)を与えて励ます父 それは怪しい男の唆され迷信に藁をも縋る思いで買った”薬”だが息子は死去してしまう 母国の科学後進を憂うと共に政治経済を糾弾した寓話