MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「死の床に横たわりて」

ウィリアム=フォークナー著
ノーベル賞アメリカ作家
10人前後が交代独白(全員変人)
亡き妻を弔うため遺体を運ぶ男
大家族の狂人的親族と絡みながら道中を馬車で征く
南部の殺伐な原風景を描くブラックコメディ
意識の流れが複雑だがまさかの秀逸なオチが最後の文に控えている

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