MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「赤い子馬」

ジョン=スタインベックノーベル賞アメリカ作家 故郷サリーナスを描く少年期の半自伝 馬のことなら何でもプロの叔父さん 10歳にして赤い子馬の出産を目にし新たな生命と死別を経験する 田舎ならではの残酷さと強さ 厳しく美しい牧歌的自然風景と瑞々しい少年の心理を丁寧に辿っていく