MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「落花生」

一日一編

ウィーン世紀末文学選

シュテファン=ツヴァイク著 ナチに抗いアメリカとブラジルに亡命した詩人上がりの歴史小説作家 学級で馬鹿にされる繊細なティーンの少年 しかし教師の冷笑に奮発し殴り合いとなって教室を脱出し”15の夜”の解放感を得る この後の少年の行末が気になる結末