2023-01-02 「樵るー激情」 トーマス=ベルンハルト著オーストリア作家世紀末退廃文化に辟易し長年を田舎で過ごし芸術家晩餐会に招かれウィーンに帰還した小説家独白形式で毒舌と呪詛を連ねていく著者自身と重なる激情の”意識の流れ”過去と現在が猥雑に交錯する中で木樵が最高という結論に至るまでの思考過程