“肥沃な奔流”メソポタミア
“大国の草刈場”シリア
“鉱物豊かな印欧語族”アナトリア
“偉大な傍流”エジプト
“騎馬簒奪者官僚”ペルシア
“暴虐と分裂”ヘレニズム
3000年に及ぶ古代オリエントは時空間軸が広く国際交流も活発
現代史に置き換えても人間の本質を歴史から俯瞰可能だろう
かつては世界で最も豊かな穀倉地帯だった古代オリエント
しかしイラクは灌漑農業による塩害進行で農業は衰退し石油で漸く食い繋いでいる
エジプトもナイル上流の中部アフリカ国家のダム開発で水量激減
現在は1億の人口を擁し世界最大の小麦輸入国にまで落ちぶれた
持続的な自然開発の重要性が分かる