MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「ジュリエット」

アリス=マンロー著
ノーベル賞カナダ作家
8短編集
現代版モーパッサン女の一生」の”ジュリエット3部作”が目玉
1部:駆け落ちの少女→2部:夫との死別→3部:母と娘と仕事
著者には珍しい透視能力の話”パワー”
一途に外国人の初恋相手を待つ先の悲劇“トリック”
知る事の辛さを描く“罪”

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収録作
“家出”
“チャンス”(ジュリエット3部作)
“すぐに”(ジュリエット3部作)
“沈黙”(ジュリエット3部作)
“情熱”
“罪”
“トリック”
“パワー”

「ジュリエット3部作」は作品に惚れ込んだアルモドバル監督が「ジュリエッタ」として映画化