MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「精霊たちの家 下」

イザベル=アジェンデ著

チリ作家
ジャーナリストゆえ読み易く政界の裏側まで精緻
百年の孤独」と双璧を成す南米文学の傑作
“精霊の加護”が消え劣勢になる一族
分断され男系vs女系の全面戦争へ
縁戚でも血も涙もない大統領候補との対峙の先に…
農民の階級闘争から社会主義革命まで最早1世紀のチリ近現代史を描く

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