MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「悪徳の栄え 下」

マルキ=ド=サド著

フランス思想家

澁澤龍彦

理性解放という自然性への回帰を説く点で”自由かつ革命の国”フランスらしい幻想小説

同性愛レイプ死姦スカトロ浣腸SM鞭打、、

過激だが非常に博識な反宗教論調で善を知るにはまず悪と訴える

道徳など何処かの誰かが決めたこと

ならば悪徳を徳とするのも道理ではないか?

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