MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「鯨」

#一日一編
6作目
ポール=ガデンヌ著
フランス作家
巨大な白鯨が海岸に漂着する珍事に遭遇する男女カップ
騒つく海岸の住人たち
(メルヴィル「白鯨」を意識?)
UFOの残骸に遭遇した感覚で色々と妄想や同情を膨らませていく会話が面白い
生命を終えた鯨と人生がまだまだ続く男女の描写が対照的

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