MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「エバ・ルーナのお話」

イサベル=アジェンデ著
チリ作家
23連作短編集
同著者長編作「エバ・ルーナ」のスピンオフ
短編ながら数十年の期間を扱い著者得意のマジックリアリズムと相性が抜群
エバの話の形もキャラも「千一夜物語」のシェヘラザードを踏襲
南米社会の奇跡から日常まで多彩な人々を描く

f:id:MarioPamuk:20230120185258j:image

以下収録作

“2つの言葉”
“悪い娘”
“クラリーサ”
ヒキガエルの口”
“トマス・バルガスの黄金”
“心に触れる音楽”
“恋人への贈り物”
“トスカ”
“ワリマイ”
エステル・ルセーロ”
“無垢のマリーナ”
“忘却の彼方”
“小さなハイデルベルク
“判事の妻”
“北への道”
“宿泊客”
“人から尊敬される方法”

“終わりのない人生”
“つつましい奇跡”
“ある復讐”
“裏切られた愛の手紙”
“幻の宮殿”
“わたしたちは泥で作られている”