MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「オデッセイ」

デレク=ウォルコット
ノーベル賞セントルシア劇作家・詩人
現地スラングや文化を交えたカリブ版「オデュッセウス
トロイア戦争後にキュプロクスの目を潰し父ポセイドンの怒りを買い難破したイタケ王オデュッセウス
アテナの助力で妻ペネロペと子の王位に群がる求婚者を退けて凱旋

世界で最も有名な古典ホメロス叙事詩イリアス」「オデュッセイア

古典は知識や教養が必要な上に読者が多く失敗すれば大ブーイング必須

これを自己のプロットに落とし込み難なくリライトするアトウッドやクッツェーは凄い

ウォルコットもカリブの美しい自然とエーゲ海を重ねて見事に描いている

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