MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「祖国 上」

フェルナンド=アラムブル著
バスク作家
誰しも”祖国”がある
だが”国家”もそうとは限らない
“なぜ人を殺すより謝罪する方が難しいのだろう?”
殺す側と殺された側
雇った側と雇われた側
2家系9人の語り手
テロをも厭わぬETAバスク独立運動
守ろうとする程に引き裂かれる家族・友人・愛人

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