MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「詐欺師フェーリクス=クルルの告白 下」

トーマス=マン著

ノーベル賞ドイツ作家
セレブ作家の手解きで古生物学者と邂逅しリスボンへ向かうクルル
そこで一目惚れした教授の娘に近づいていく
世界を股にかける詐欺師ながら憎めない行動と皮肉たっぷりの告白録
古生物学や東洋哲学とマンの博識さと叙述性の技巧を伺える1冊

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