MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「悪霊 1」

フョードル=ミハイロヴィッチドストエフスキー

ロシア作家
神の対義語は悪霊
4大長編で最も壮大かつ恐怖的
“もはや小説ではなく予言書”
現代のテロもポピュリズムも想起させる
帝政ロシア末期
燻る政治矛盾
過剰な革命と弾圧
430Pでレーニンの封印列車の如く漸く主人公登場
緻密な伏線設置で2巻へ

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