MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「エステルハージ博士の事件簿」

アヴラム=ディヴィッドソン著 アメリカ作家 8連作短編集 世界幻想文学大賞受賞作 時は19世紀末スキタイ=パンノニア=トランスバルカニア三重帝国 文・語・医・理・法と諸学を修めた博覧強記のエステルハージ博士が珍事件に挑む! 世界史好きは数々の元ネタに興奮必至 以下収録作 “眠れる童女ポリー・チャームズ” “エルサレムの宝冠または告げ口頭” “熊と暮らす老女” “神聖伏魔殿” “イギリス人魔術師ジョージー・ペンバートン・スミス卿” “真珠の擬母” “人類の夢ー不老不死” “夢幻泡影その面差しは王に似て"