MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「砂漠の林檎 イスラエル短編傑作選」

24短編集 イスラエル作家・民話アンソロジー ノーベル賞作家からアラブ系イスラエル作家まで収録 戦後に世界各国から知的水準の高い移住者が集まったため聖書伝説や民話を含む非常に国際色豊かな作品が目白押し 個別の作者と作品紹介も充実しており素晴らしい1冊

以下収録作

“砂漠の林檎” サヴィヨン・リーブレヒト “コーヒーふたつ” アターッラー・マンスール “日記の一葉リンカラファエル” イリット・アミエル “最後の夏休み” ウーリー・オルレブ “ビジネス” シュラミット・ラピッド “太陽を掴む” ミハル・ゴヴリン “女主人と行商人” シャイ・アグノン

ユダヤ民話” 皇帝ハドリアヌスと苗を植える老人 そいつを探している しようがなくての盗み “オーニスサイド” シュラミット・ハルエヴェン “ショレシュ・シュタイム” エディ・ツェマフ “狭い廊下” オルリ・カステル・ブルーム “弟子” ダン・ツァルカ” “息子の墓” ユーディット・ヘンデル

“老人の死” アブラハム・ブーリー・イェホシュア “神の息子” ニカノール・レオノフ “父” ダン・パギス “聖書物語” 空のとりあいー太陽と月と 人間の誕生 葡萄酒を4杯飲む人