MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「ネパール女性作家選」

19短編集
ネパール女性作家アンソロジー
典型的ヒンドゥー教山岳国家
世界最低レベルの貧困も相まって当然だが男尊女卑は否めない
だからこそ厳しい自然や伝統に揉まれて生きる女性は強く逞しい
ネパール女性の苦悩と恋愛観と社会を多彩な作家が多様なテーマで問題提起した1冊

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以下収録作

“小さな人間”
ラッキーデビ・サンダース
“埋もれた火”
プレマー・シャハ
“空腹”
ブリマ・ドゥンガ
“生きる哀しみ”
マヤ・タクリ
“終わりのとき”
モティラクシュミ・ウパシカ
“男になる”
アムリタデビ・チェトリ
“女と才能”
シャンカラー・マナンダル
“襲い来るもの”
トヤー・グルン

“蕁麻のしげみ”
バニラ・ギリ
“夫”
プシュバラター・シュレスタ
“道”
マンジュ・ティワリ・カーンチュリー
“宝”
スワルナケシャリ・トゥラーダル
“新しいズボン”
シャシカラー・シャルマ
“枯れ果てた河床から”
アニタ・トゥラーダル
“癒えぬ傷”
デブクマリ・タパ
“眼”
バドマワティー・シンハ

“ばあや”
キシュ・シルワール
“待つ”
プラカーシュ・プラダナング
“二十世紀…ある小路にて”