MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「老首長の国」

ドリス=レッシング著
ノーベル賞イギリス作家
14短編集
著者が30歳まで過ごした南ローデシア(現ジンバブエ)中心のアフリカ小説集
著者には珍しく主人公は子供が多め
相変わらずの鋭い分析力で文明・文化・植民地で批判
”七月の冬”
”アリ塚”
”二つ目の小屋”
“エルドラド”
の4作がお勧め

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収録作
“老首長ムシュランガ”
“草原の日の出”
“呪術はお売りいたしません”
“二つ目の小屋”
“厄介もの”
“デ・ヴェット夫妻がクルーフ農場にやってくる”
“リトル・テンビ”
“ジョン爺さんの屋敷”
“レパード・ジョージ”
“七月の冬”
“ハイランド牛の棲む家”
“エルドラド”
“アリ塚”
“空の出来事”