MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「騎兵隊」

イサーク=バーベリ著
ユダヤウクライナ作家
第一次大戦後のソ連に関する連作短編
ソヴィエトvsポーランド
ウクライナ南部オデッサから”祖国防衛戦争”に参加する騎兵隊
共産主義革命の情熱に燃える戦時の兵士と女性
当時のユダヤ差別”ポグロム”も随所に散見
ウクライナ情勢に読みたい1冊

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この時のソ連(ロシア)は反共を理由に欧米列強・フィンランドポーランドに侵略”されて”いた

“戦争は極めて政治的な行為である”
クラウゼヴィッツ戦争論」の通り時事以外に歴史を見ないと戦争は理解できないことが多い

なお個人的にロシアがウクライナを占領する理由は歴史文化的に納得は出来る