2022-03-04 「春琴抄」 谷崎潤一郎著多才な美女三味線演奏者”春琴”は視力と共に全てを失う自暴自棄になる彼女に虐待を受けて尚も献身する冴えない男”佐助”美貌を汚される前の姿を永遠に記憶に留めるため自ら失明を選ぶそれは愛なのか?マゾヒズムなのか?非現実的心理をさもありなんと描く耽美主義文学の傑作