MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「花ざかりの森・憂国」

三島由紀夫
13短編集
16才の作品”花ざかりの森”と切腹自殺の胸中を伺える”憂国”が妙

本作は三島お気に入りの作品を選出
相変わらず古典の知識や心理描写が凄まじい

他にもビート文学の”月”や中世の教訓話の様な“中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃”などここへ来て意外かつ新たな一面と覗くことが出来た

“花ざかりの森”
“中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃”
“遠乗会”
“卵”
“詩を書く少年”
“海と夕焼”
“新聞紙”
“牡丹”
“橋づくし”
女方
“百万円煎餅”
憂国
“月”

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