MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「蛙鳴」

莫言
中国ノーベル賞作家
蛙•の•歌•が•聞•こ•え•て•く•る•よ
鬨を告ぐ赤子の産声”蛙鳴”
“死んで産むか?産んで死ぬか?”
第2子殺しの産婦人科女医
賄賂で逃げる富裕層
無戸籍子女”黒孩子”
貧民の嬰児殺し
優性遺伝の代理出産
第1子尊重で男女平等促進
1人っ子政策の功罪を問う

 

新疆ウイグル自治区イスラム教徒に不妊手術を共産党が強制
スクープの様に出ていたが1人っ子政策は不妊手術ありき
良くも悪くも現代中国ではお馴染みの光景
当時の中国は独立後5億5000万→30年で10億に人口倍増し世界の抱える問題を一手に非難された
少数民族迫害では決して語りきれない根深い問題

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