MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「ブラジル文学傑作短編集」

12短編集(6作家2編ずつ)
粒揃いのブラジル短編傑作選
文化も人種も国土も多種多様なブラジルを鋭く社会批判
家父長制
カーニバルと性犯罪
サッカーチーム
シングルマザー
婚外子
格差と貧困
人種問題
現代的な悩みを抱える熱狂の国の冷酷な現実
シリーズ最高の1冊だと思う
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以下収録作

“タチという名の少女”
アニーバル・マシャード
“サンバガールの死”
アニーバル・マシャード
“明かりの消えた人生”
ジョズエ・モンテロ
“あるクリスマス・イヴに”
ジョズエ・モンテロ
“蟻”
リジア・ファグンジス・テーリス
“肩に手が…”
リジア・ファグンジス・テーリス

エスペランサ・フットボールクラブ”
オリージェネス・レッサ
“慰問”
オリージェネス・レッサ
“白い丘の家”
ハケウ・ジ・ケイロス
“タンジェリン・ガール”
ハケウ・ジ・ケイロス
“噓の顚末”
マルケス・ヘベーロ
“扉を開けてくれたステラ”
マルケス・ヘベーロ