MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

Entries from 2023-08-01 to 1 month

「オペラをつくる」

大江健三郎(日本ノーベル賞作家)&武満徹(作曲家・音楽家)共著ロマン主義→自然主義→印象派…音楽も文学も絵画も”芸術”は同時進行してきた特に言葉と音楽の”総合芸術”オペラはその叡智が凝縮されるもし両界の巨匠2人が“オペラをつくる”話をしたら…?やはりクラ…

「日本の”私”からの手紙」

大江健三郎著日本ノーベル賞作家エッセイ集ノーベル賞受賞の思索と振り返り世界と日本の思想の違いの中で真理探究に耽る天皇が人間の声で話した日の回顧仏シラク大統領の核実験批判国連大学公演ギュンター・グラスとの往復書簡家族との思い出スピノザ研究へ…

「いかに木を殺すか」

大江健三郎著日本ノーベル賞作家8短編集「同時代ゲーム」を補完するサーガ作品群“揚げソーセージの食べ方”“グルート島のレントゲン画法”“見せるだけの拷問”“メヒコの大抜け穴”“もうひとり和泉式部が生れた日”“その山羊を野に”“罪のゆるしのあお草”“いかに木…