MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「ブリキの太鼓 第3部」

ギュンター=グラス著

ノーベル賞ドイツ作家

時間軸:2つの世界大戦
空間軸:ドイツとポーランド係争地
斜線軸:大衆社会の庶民の死
文体:絵画的+視覚的=エロ・グロ
太鼓:音楽的+聴覚的=破壊・殺人
主人公:ピカレスク
感覚:五感と語彙力と身長を年齢に応じて書き分け
市民:徐々に狂気が浸透
プロットの完全勝利と云うべき作品

f:id:MarioPamuk:20230224233123j:image