MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

閻連科全10冊読破記念総書評

出す長編が悉く中国本土で発禁となるため現在は母国より自由度が高い香港で創作と教鞭を取る
エロ・グロ・ナンセンスの猥雑な描写の裏に隠れた中国社会の理不尽
シュールな寓意に満ちた狂気の世界観”神実主義”
荒唐無稽に見えて現実の様な小説ならではの愉悦を味わえる作家

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以下個人的ランキング

1.「炸裂志」
2.「丁圧の夢」
3.「愉楽」
4.「太陽が死んだ日」
5.「心経」
6.「年月日」
7.「黒い豚の毛 白い豚の毛」
8.「父を想う」
9.「硬きこと水のごとし
10.「人民に奉仕する」