ロベルト=ボラーニョ全11冊読破記念総書評

中南米を俯瞰した壮大な詩的NFを繰り出す詩人崩れの皮肉屋
チリ軍政の経験が産む陰鬱で暴力に満ちた小説世界
半自伝の色濃い虚実混淆の”新基軸ポストコロニアル”は時代と権力に翻弄される喪失者を精密に描写
特に遺作「2666」と大作「野生の探偵たち」は圧巻

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以下個人的ランキング

1.「2666」
2.「野生の探偵たち」
3.「アメリカ大陸のナチ文学」
4.「はるかな星」
5.「売女の人殺し」
6.「鼻持ちならないガウチョ」
7.「通話」
8.「チリ夜想曲
9.「ムッシュー・パン」
10.「第三帝国