MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「ムッシュー・パン」

ロベルト=ボラーニョ著
チリ作家・詩人
ペルー前衛詩人バジェホがモデル
元大戦傷病兵の催眠術士パンに瀕死の男の吃逆治療の依頼が届く
パンは男の美人若妻に恋慕するが…?
一方ナチ台頭期パリを暗雲が包んでいく
不気味な水槽ジオラマや迷宮倉庫や診療所はノワール映画っぽい

f:id:MarioPamuk:20221002101547j:image