ジャン=マリ=ギュスターヴ=ル=クレジオ著
ノーベル賞フランス作家
11短編集
文明批判が主軸
“ロンド”
“モロク”
“脱走者”
“アリアーヌ”
“オロール荘”
“アンヌの遊び”
“気ままな生活”
“越境手引人”
“泥棒よ…泥棒よ…お前の生活はどんなもの?”
“オルランド”
“ダヴィド”
この辺りで著者は「調書」以来の作品スタイルを変えていく
従来の近代文明に辟易した若年男性の主人公から少年少女・老人・外国人にシフト
詩的音楽的作家→絵画映画的作風もミックス
南仏ニース中心の作品世界→世界各国のグローバルな舞台を題材に
いずれにせよ近現代文明批判は根底に潜んでいる