MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「百年の散歩」

多和田葉子
ドイツ・日本作家
“黒い奇異茶店であの人を待ちながら散歩するのも悪くない”
人類の発明は散歩中に閃く事も多い
著名人の名が冠されたベルリンの通りを多言語的感性を持って”散歩する”日本女性
街は今を彷徨う人々と歴史の交差点
巧みな言語遊びの施されたエッセイ風小説

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本書に登場する主なベルリンの通り名

カント通り
カール・マルクス通り
マルティン・ルター通り
レネー・シンテニス広場
ローザ・ルクセンブルク通り
プーシキン並木通り
リヒャルト・ワーグナー通り
コルヴィッツ通り
トゥホルスキー通り
マヤコフスキーリング