MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「林檎の木の下で」

アリス=マンロー著
ノーベル賞カナダ作家
12連作短編集
スコットランドからカナダへと移住した著者の祖先を辿る3世紀に渡る旅
大西洋航海から定住
農地開拓から牧場経営
近代化の波と寂れていく故郷の自然と動物
そして著者アリス誕生
血族の全てを見てきた”林檎の木の下”の物語

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収録作(2部構成)
「第1部 良いことは何もない」
“良いことは何もない”
“キャッスル・ロックからの眺め”
イリノイ
“モリス郡区の原野”
“生活のために働く”
「第2部 家」
“父親たち”
“林檎の木の下で”
“雇われさん”
“チケット”
“家”
“なんのために知りたいのか?”
「エピローグ」
メッセンジャー