MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「青と緑」

ヴァージニア=ウルフ著
イギリス作家
22短編集
背景や情景を思いのまま書き連ねる”意識の流れ”
光と影のコントラストの駆使
ホラー・ファンタジー・詩・ミステリなど多彩で全て濃密
ドッペルゲンガー的描写はフェミニストの先駆けを背負い果てに自殺した著者の狂気や葛藤が垣間見えて怖い

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"ラピンとラピノヴァ"
"青と緑"
"堅固な対象"
"乳母ラグトンのカーテン"
"サーチライト"
"外から見たある女子学寮"
"同情"
"ボンド通りのダロウェイ夫人"
"幸福"
"憑かれた家"
"弦楽四重奏団"
"月曜日あるいは火曜日"
"キュー植物園"
"池の魅力"
"徴"
"壁の染み"
"水辺"
"ミスVの不思議な1件"
"書かれなかった長編小説"
"スケッチ他2編の詩"