2022-01-07 「インド夜想曲」 アントニオ=タブッキ著イタリア作家12夜3地方3章構成ゴア・ボンベイ・マドラスで人探し旅を続ける欧米人モディアノ同様の絶妙な曖昧さ・伏線・洗練文体同種の文学の中でも完成度が高いと思うインド感や著者愛好のポルトガル詩人ペソアも上手く入れ込んでいる須賀敦子訳も妙味