MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「逃亡の書」

ジャン=マリ=ギュスターヴ=ル=クレジオ著
ノーベル賞フランス作家
ニースを小説舞台にしてきた著者が海外を描いた転換点的作品
現代文明に幻滅し世界を放浪する主人公の姿は著者のそれ
“逃亡の書”
冒険とは現実逃避でもある
夢と希望と好奇心
持ち合わせていないからこそ求めたくなる

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