MarioPamuk’s diary

海外文学と学術書の短文感想&忘備録

「海を見たことがなかった少年」

ジャン=マリ=ギュスターヴ=ル=クレジオ著
ノーベル賞フランス作家
8短編集
少年少女の青春は冒険と好奇心が埋め尽くしていく
子供にとって地平線は可能性を示す
碧い海
白い雲
黄色い太陽
緑の樹木
過ぎ去る景色は一瞬で永遠で
気付けば世界は色彩で満ち溢れていた

 

“モンド”
“アザラン”
“牧童たち”
“リュラビー”
童児神の山”
“水ぐるま”
“海を見たことがなかった少年”
“空の民”

共通点は新しい世界への旅とその地平線や水平線
著者の描く少年少女像は”成長していくネバーランドの子供たち”と感じる

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